2025年法改正による壁量等比較
- ku-kan
- 2024年1月12日
- 読了時間: 1分


2025年の法改正により木造2階建て建物の構造規定がどの程度厳しくなるか、
かつて弊社が構造計算した物件を使ってシュミレーションしてみました。
モデル建物は木造軸組工法の共同住宅で、
実際には1階と2階にロフトがあるのですが、
ロフトがある場合(1階の柱が長い、ロフト分重い)と
ない場合の2パターンで計算してみました。
必要壁量と柱の必要な小径を算定してみた結果、
壁量、小径とも大体において改正前より改正後の方が若干不利になることや、
必要壁量は、構造計算した場合よりもしない場合の方が、
法改正後でも少なくてすみそうであることがわかりました。
但しZEHの壁量基準と比較すると、構造計算した方が有利になりそうです。
もうひとつ今回の検討でわかったのは、
改正後の必要壁量、小径とも法規を見るとしちめんどくさそうですが、
国交省の作ったエクセルは使いやすく、意外と簡単にそれらを算出できました。
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