静岡県の耐震等級

静岡県の物件を構造計算する場合、

「静岡県建築構造設計指針」により

他の一般地域よりも地震力を

2割増ししなければなりません。

これは具体的には地震力を計算する過程で、

「地震地域係数Ｚ」なるものを

1.2倍にすることによるものですが、

耐震等級2や3にする場合は、

Ｚ＝1.0倍でいいことになっています。

ということは、一般の構造計算の基準では、

耐震等級1の丈夫さを1.0とすると

耐震等級2は1.25倍

耐震等級3は1.5倍ですが、

静岡県の物件の場合

耐震等級2は1.04倍

耐震等級3は1.25倍になってしまいます。

豆知識として知っておくといいかもしれませんね。